【教育】音楽教育の重要性
楽器人口という言葉を聞いたことがありますか?
総務省の「社会生活基本調査」によると、2021年の日本の楽器人口(10歳以上)は約1,140万人、割合は約10.2%です。
これは2016年の調査時と比べて約100万人減少しており、割合も0.7%ほど下がっています。
『年齢別の楽器人口』
楽器人口は年代と反比例の関係にあります。
教育教養や部活動として楽器をする比率は高いですが、就職等を機会に楽器を使用しなくなってしまうためというものです。
引用元:統計で見る楽器の演奏人口
『少子化の影響』
若い世代の楽器人口の比率が多いことから、少子化による楽器人口減少への影響は非常に大きくなります。
そしてさらなる影響としては、年代を経て楽器を再度始めたいという考えを持つ人が少なからずいますが、そもそも楽器を経験したことのない人は、その考えに至らないため、今後、更に楽器人口が減ってしまうと言われています。
『物価高が致命的な影響』
そして更なる影響が、不景気です。
現在、世界中で物価が高騰しています。
日本でもこの影響は非常に大きく、モノの値段は年々上がる一方です。
楽器というものは、どうしても費用が掛かることが否めません。
スポーツ系の習い事よりも楽器の習い事代は倍以上掛かることが殆どであり、楽器単体の費用については何十万~何百万も掛かってしまいます。
このため、子供の習い事としての選択肢に、音楽そのものが選ばれなくなってきている傾向があります。
『音楽がもたらす効果』
・脳の発達を促す
・言語能力や記憶力、集中力を向上させる
・感情の表現力を豊かにする
・ストレスを軽減する
・リズム感や音楽的な才能を伸ばす
・体力を養う
・協調性を育てる
・あきらめずに頑張る力や集中力をはぐむ
・相手を思いやる優しさや協調性が身につく
・批判的思考力や学び方の学びを向上させる
音楽は脳の多くの領域を活性化させるため、学習能力の土台となる集中力や記憶力、空間的知能、計算処理能力などを高める効果があります。また、音楽を聴くことで思い起こされる記憶や感情も影響を与えます。
音楽教育は、特に子どもの発達に欠かせないもので、幼児後期の4~5歳の頃に臨界期を迎える聴覚を刺激することで、音感だけでなく、人として必要な能力を伸ばすチャンスと言えます。
『音楽という選択肢をつぶさない。』
豊かな国、平和な国には、共通して音楽が栄えています。
オーケストラがある国は戦争をしていません。
見方を変えると、戦時下にある国、戦争を準備している国は、まずオーケストラが無くなるという話もあります。
子どもたちの未来、平和な世の中を気づいていくためには、音楽はなくてはならない存在と言っても過言ではありません。
『子供たちの可能性』
学童での演奏機会がありました。
普段はやんちゃな子でも、綺麗な音色の楽器に魅了され、全身全霊で演奏を聴いてくれました。
楽器体験では、丁寧に楽器に触れて、とても興味を持ってくれました。
興味や好奇心のある子供たちに少しでも多く答えていけるように努めたいと考えています。
Arts Provider株式会社
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