楽器解説4コマ漫画、イングリッシュホルン

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ハモスター
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♪=49「天使の角!?」

※本画像はArts Provider株式会社の著作物となります。無断での利用、複製、改変を禁じます。

構成:Arts Provider株式会社
原画・原作:ハモスケ


『・・・あれ?ハモボエさんは、オーボエ奏者でしたよね?』


 実はイングリッシュホルンは、
 オーボエ奏者が持ち替えて演奏することが非常に多い楽器なんです。


 同じダブルリード楽器であることに加え、指遣いもほぼ共通しています。


『なるほど、そういうことなんですね。

 では、改めまして、イングリッシュホルンについて教えて下さい。』


※極稀にイングリッシュホルン専門の奏者もいます。


 イングリッシュホルンの正式名称は、
コール・アングレ(Cor anglais)といいます。


Cor anglais はフランス語で、
  Cor    = 角(ホルン)
  anglais = イギリスの
つまり直訳すると「イギリスの角」になります。


 ですが、発祥は、ドイツ・オーストリア圏なんです。


 もともとは、「cor anglé(曲がった角)」 

または、「cor d’ange(天使の角)」のような語があり、

それが時代の中で「anglais(イギリスの)」に変化・誤読されたといわれています。


『フランス語で「イギリスの角」なのに、ドイツ発祥の楽器なんですね。』


 オーボエの低音域を担う楽器としてオーボエ・ダ・カッチャが開発され、その後、音響設計などが洗練されてコール・アングレが成立しました。


『オーボエ・ダ・カッチャは、ホルンのように湾曲した形状をしていたんですね。』

項目 オーボエ イングリッシュホルン
(コール・アングレ)
調性 C管 F管
全長 約65 cm 約80〜85 cm
重さ 約600〜800 g 約900〜1200 g
リード 小型ダブルリード やや大きいダブルリード
ベル形状 ストレート(ややフレア) 球状(洋ナシ型)
管体 直線 やや湾曲
実音音域 B♭3 〜 G6 E3 〜 C6


 コール・アングレとオーボエの比較表です。二つの楽器は似ていますが、同じようでかなり違う所があります
 この大変さ、ハモスケさんに分かりますか!?


『ちょっ、急にどうしたんですか?怖いんですけど。。。』


※移調楽器への持ち代えは本当に大変なんです。



イングリッシュホルンという名前を聞くと、「イギリス生まれのホルン?」と思う方も多いかもしれません。

実は、イングランドともホルン(金管楽器)とも直接関係はありません。

名前の由来には諸説ありますが、昔の「天使のような形」を意味する言葉が変化したという説や、当時の形状や呼び名が変化して現在の名前になったという説が有力です。

現在のイングリッシュホルンは、バロック・オーボエから改良を重ねて発展した木管楽器で、オーボエより一回り大きく、深みのある温かい音色が魅力です。

演奏を担当するのは、オーケストラではオーボエ奏者であることがほとんど。しかし、実は簡単ではありません。

イングリッシュホルンはF管の移調楽器。楽譜はオーボエとは異なり、書かれた音より完全5度低い音が鳴ります。そのため、指使いだけでなく、移調譜を素早く読み替える力も必要になります。

見た目はオーボエに似ていますが、歴史も演奏方法も奥が深い楽器です。

皆さんは、オーケストラでイングリッシュホルンのソロを聴いたことがありますか?ぜひ注目してみてください!

#イングリッシュホルン #EnglishHorn #コールアングレ #オーボエ #木管楽器 #オーケストラ #吹奏楽 #クラシック音楽 #音楽雑学 #楽器解説

音楽等解説4コマ漫画
毎週金曜日更新予定です。

出張演奏のご依頼もお待ちしております。


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